峰床山(みねとこやま)

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峰床山は京都北山でも最も奥深い山の一つ。この山は平凡な山の多い北山にあり、きりっとしまった山容をもちます。頂上直下にある高層湿原の八丁平もこの山を特色づけています。ハッチョウトンボなど貴重な動植物も多く、保護が叫ばれている所でもあります。


大悲三国有林にある花背の三本杉

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花背大悲山にある三本杉は3株1株となって生えており、そのうちの一本が平成29年11月28日(火曜日)時点で日本一高い樹木(62,3メートル)だとわかりました。西暦1154年創建の峰定寺(ぶじょうじ)の「ご神木」として古くから信仰を集め、地元では推定樹齢1200年と伝わっております。峰床山を登山した人はよくこの木々に参拝されています。


峰定寺(ぶじょうじ)

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峰定寺(ぶじょうじ)は、西暦1154年に創建されました。奈良の大峰山に対し「北大峰」と呼ばれ、古来修験道の道場となっています。鳥羽上皇が奉納されたと伝えられ、御本尊の十一面千手観音菩薩、不動明王、毘沙門天、釈迦如来像が安置されています。収蔵庫の内部の一般公開は、毎年5月2日~5月4日、9月17日、11月2日~11月4日になります。毎年9月17日には「採燈護摩供(さいとうごまく)」が行われます。全国から約100名の山伏が集い、「山伏問答」や「弓の作法」などを行う行事です。仁王門を見ると御朱印を貰えます。


花背松上げ

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鞍馬寺から山道をずっと北に進んだ洛北の山村「花背」に伝わる送り火の祭です。毎年8月15日と24日(広河原)に開催されます。河原一帯の約千本の松明に徐々に点火して高さ20メートルの大傘に向かってその松明を投げ上げ入れ、大傘に火をつけます。京都の夜空を彩る、迫力満点の松上げは正に圧巻。宿泊される方は、翌朝7時前に松上げの会場に行ってみましょう。朝もやの中、昨夜の炎の祭典の余韻が楽しめます。運が良いと投げ入れられた縄の着いた松明を拾うことができるでしょう。


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